【小学生になる前にできる英語学習方法】自宅でできる勉強を解説!
2020年からの英語必修化により、小学3年から英語授業が開始され、小学5年からは成績のつく教科になりました。「何か英語学習をしなければ」と考える保護者が増えていますが、情報を得るのだけでも一苦労。
英語学習の情報はとにかく多くて何から手を付けたらいいかわかりませんよね。
この記事は「子どもへの英語指導3年」「英語に関わる仕事20年」を経験した英語のプロが、就学前でもできる自宅での英語学習方法について解説します。自宅でできるおすすめ英語学習方法4選と、小学校で英語を学ぶ前に事前学習するメリットデメリットを理解することができます。
「自分でネットで調べても情報があふれていて、結局何からやればいいのか分からない」とお困りのあなた。小学校に入る前に自宅でできる英語学習方法を知ることで英語授業への不安を解消しましょう。
自宅でできるおすすめ英語学習方法4選
自宅でできるおすすめ英語学習方法は以下の4点があげられます。
- YouTubeで楽しく学ぶ
- 本屋さんで入手できる教材を活用する
- オンライン英会話
- 映画、アニメの視聴
自宅でできる英語学習を選ぶうえで重要なポイントは「試しやすい」ことです。無理なく行える英語学習により、就学前のお子さんは英語力をスムーズに身につけられます。
YouTubeで楽しく学ぶ
YouTubeは動画の種類も豊富で無料であり手軽に試しやすいためおすすめです。
特におすすめのYoutubeチャンネルは以下の3つがあります。時間の長短や目的に合わせてお気に入りを探してみましょう。
本屋さんで入手できる教材を活用する
本屋さんで入手できる教材も試しやすいことからおすすめです。
特に「子どもが小さいうちはなるべくデジタル機器を使わせたくない」と考えるご家庭には、本屋さんで入手できるアナログ教材をおすすめします。
本屋さんには絵本やカードなどのアナログ教材がそろっていますね
一度教材を入手すればお子さんのペースに合わせて自宅でのすきま時間に繰り返し使えます。価格もお手頃で実際に手に取ってお気に入りを見つけやすいので、ぜひお子さんと一緒に好みのものを探してみてください。
オンライン英会話
コロナ渦や英語必修化の影響により、最近はオンライン英会話の就学前向けメニューが増えオンライン英会話は一気に身近なものになりました。
自宅にいながらにして手軽にレッスンを受けたり、ネイティブとの生の英語に触れながら双方向でのコミュニケーションが実現するのがオンライン英会話の特長です。
就学前におすすめのオンライン英会話教室は以下の3つです。無料トライアルもありますので気軽に試してみましょう。
映画、アニメの視聴
普段の生活の中で英語学習に取り組みやすいものに映画やアニメがあります。
子どもは映画やアニメに夢中になりやすく、気に入った作品を何度でも繰り返し視聴するので英語に触れる時間を無理なく増やせます。
まずはなじみのある日本の映画やアニメの中から英語化された作品を選んでみましょう。
小学校で英語を学ぶ前に事前学習するメリット
小学校で英語を学ぶ前に学習を始めるメリットは3つあります。
就学前に少しでも英語に慣れていれば、本格的に英語学習をスタートするときの大きな助けとなります。
正しい発音を覚えられる
幼いころから英語に触れることで正しい発音が身に付きます。
子どもの頃に正しい発音を覚えておくと、英会話で相手に伝わりやすくなることから英語に自信が持てるようになり英語が好きになります。
英語の発音を正確に身に付けられるように音声を組み合わせた早めの英語学習が効果的です。
スムーズに学校での授業に入ることができる
事前学習をしておくことで、小学校で英語授業が始まる時スムーズに授業内容を理解することができます。
新たな言語に抵抗を感じるお子さんもいるため、少しの事前準備でも大きな助けとなります。
早めに事前学習を行い英語に慣れておくことは、英語授業のスタートでつまずかないために有効です。
英語に対する得意意識を育むことができる
英語の事前学習によって英語に対する得意意識を育むことができます。
いざ英語授業が始まったとき、授業内容はすでに知っているものなので「わかる」「できる」と気づき「得意」につながります。
英語が「わかる教科」になり得意科目につながりやすくなるため英語授業が始まる前に少しでも英語に触れて慣れておきましょう。
小学校で英語を学ぶ前に事前学習するデメリット
小学校で英語を学ぶ前に事前学習するデメリットは3つあります。
- 教えるのに時間が必要になる
- 保護者に英語力がないと正しく覚えられない
- 子供の集中力を保つのに苦労する
就学前のお子さんが自宅で英語の事前学習をするには工夫が必要です。
教えるのに時間が必要になる
英語の事前学習をする場合、先生役がまず時間を作る必要があります。
保護者が先生の場合、家事育児で忙しいうえお子さんの英語学習に時間を捻出するのは大変ですよね。
保護者のサポートが少なくて済む教材を選んだり、思い切って先生役を第三者に頼むことも考えてみましょう。
保護者に英語力がないと正しく覚えられない
保護者が自宅で英語を教えることは保護者自身にもそれなりの英語力を要します。
今の保護者が学んだ英語は文法と読み書き単語暗記が中心でしたので、リスニングや発音または英会話となると不安ですよね。
お子さんは保護者と一緒に英語学習に取り組むため、保護者の英語力がお子さんの英語学習効果に直結しやすいです。
お子さんに本格的に英語学習をさせたい場合は、英会話スクールなどを活用してこの機会にあなたも英語をマスターしましょう。
子供の集中力を保つのに苦労する
お子さんは活動的なため、動き回ったり他に興味関心を向けたりなど集中力を保つのが大変なこともあります。
学習への関心を引くために学習時間を短くしたり教材を見直しするなど労力がかかります。
集中力を保てるように好きなアニメを英語音声で視聴させたり、遊びのシーンに英会話を組み合わせるなど工夫してみましょう。
まとめ
「自宅でできる英語学習方法4選」と「事前学習をするときのメリット・デメリット」を紹介しました。
英語学習方法4選では「YouTubeで楽しく学ぶ」「本屋さんで入手できる教材を活用する」「オンライン英会話」「映画、アニメの視聴」といった自宅で試しやすいものをピックアップしました。
就学前に英語の事前学習を行うことには3つのメリットがあり「正しい発音を覚えられる」「スムーズに学校での授業に入ることができる」「英語に対する得意意識を育むことができる」と高い効果が見込まれます。
就学前に英語の事前学習を行うデメリット3点としては「教えるのに時間が必要になる」「保護者に英語力がないと正しく覚えられない」「子供の集中力を保つのに苦労する」があり保護者の工夫と努力が必要です。
英語学習はコンスタントに続けることが上達の近道ですよ。
親子で焦らずじっくり取り組めるよう、ご紹介した教材やサービスを利用しながらご家庭に合ったやり方を見つけましょう。